ドイツ・バイロイト、新たな世界遺産、バイロイトの「辺境伯歌劇場」

  • 2012年7月23日

 去る2012年6月30日、ユネスコ世界遺産委員会はバイロイトの「辺境伯歌劇場」(英語名: Margravial Opera House / ドイツ語名: Markgrafliche Opernhaus)を世界文化遺産リストに加えました。これによりドイツの世界文化遺産は37となりました。

 現存するバロック様式の歌劇場としては唯一で欧州最古、建設当時のままの姿で現在も使用されています。

 バイロイトに隆盛をもたらしたブランデンブルク・バイロイト辺境伯フリードリヒの妃であるヴィルヘルミーネ(プロイセンのフリードリヒ大王の姉)は音楽を愛し、1745~1750年に絢爛豪華なオペラハウスを建てました。

 現在も270年前の音響効果を体験できる500席の劇場です。

 ところでバイエルン州北部 フランケン地方の人口 7万4千人のバイロイトは、ワーグナーファンにとってはワーグナー音楽祭、祝祭劇場、そしてワーグナーの住居・博物館のヴァンフリート館がある聖地です。それでなくともエルミタージュ宮殿、新宮殿などのある美しい古都は、見る価値十分の町です。

※鉄道アクセス:
 ニュルンベルクから---1時間
 バンベルクから---1時間30分
 ミュンヘンから---2時間30分
※バイロイトについての詳細は、こちら:
http://news.germany.travel/ff/ch.php?cmd=go1825095498&vas=64992739 (日本語)


情報提供:ドイツ観光局、日本海外ツアーオペレーター協会