中部北陸、上海と杭州にミッション-「昇龍道」ツアー造成を促進
中部運輸局、北陸信越運輸局、中部広域観光推進協議会などが実施する昇龍道プロジェクト推進協議会は、同地域へのツアー造成促進を目的に上海と杭州へのミッションを派遣する。昇龍道とは、能登半島を龍の頭に見立て、石川、富山、福井、岐阜、長野、滋賀、愛知、三重、静岡県を通る観光ルートのこと。今年1月、これら東海、北陸9県の自治体、観光関係団体、観光事業者等と協働で立ち上げたプロジェクトだ。
今回は同協議会会長の三田敏雄氏(中部経済連合会会長、中部広域観光推進協議会会長)を団長に、総勢73名が参加。7月25日から28日の3泊4日の期間にわたり、上海市政府、浙江省政府、杭州市政府の要人および航空会社の責任者などを訪問し、現地旅行会社、メディア向けの観光セミナーや商談会、旅行会社へのセールスコールを実施する。上海では7月27日に、市旅游局と「観光及び友好交流における協力覚書」について、昇龍道プロジェクトの推進を協力する旨を追加する覚書改訂の署名と共同記者会見をおこなう予定だ。