ペルー、全世界でブランドイメージ統一、キャンペーン展開

  • 2012年7月23日

 ペルー政府観光庁は7月から、全世界で統一したブランディング・キャンペーンとして「Marca Perú(マルカペルー)2012」を展開する。マルカペルーは2011年3月に開始しており、2年目となる今年はブランドの国際化をはかり、世界各国でキャンペーンを展開する。観光客を誘致し、継続的な経済発展を見せる近代的な国として、世界中でペルーのブランド確立をめざす考えだ。

 今年はテレビCM、紙媒体、公共機関、デジタルチャンネル、ソーシャルネットワークなど向けにプロモーション素材を制作する予定だ。まずはキャンペーンビデオとして、ペルー人映画監督のクラウディア・リョサ氏を起用した3分間のビデオを制作した。ビデオの撮影は、太平洋沿岸部の海岸地帯やアンデス山脈が広がる山岳地帯、アマゾン川流域の熱帯雨林地帯の自然景観から首都リマの近代都市まで、ペルーを代表するさまざまな地域で実施。マチュピチュやクスコなどの世界遺産や各地の人々、文化、料理をストーリー仕立てで紹介している。