トップツアー、5月の海外旅行は23.7%増、各方面でプラスに

  • 2012年7月22日

 トップツアーの2012年5月の旅行業総取扱額は、前年比16.9%増の108億3339万円となった。このうち、海外旅行は23.7%増の24億3293万円。教育旅行が38.9%減となったが、一般団体が88.6%増となり、団体全体では62.3%増。個人旅行も自社企画が15.6%増、他社企画が17.3%増と双方ともプラス推移となり、企画合計で16.3%増となった。個人旅行は3.3%減だった。

 海外旅行の取扱人員も33.1%増。団体、個人ともに前年を上回った。団体旅行の好調な方面は、ハワイが281.6%増、シンガポールが165.4%増、その他アジアが156.0%増など。企画旅行では171.4%増、北米が161.3%増、台湾が98.6%増などとなった。

 国内旅行は11.3%増の76億7211万円。団体旅行、企画旅行、個人旅行ともに前年を上回った。訪日旅行は135.4%増の6億3777万円。ただしトップツアーではいずれも前年を上回り好調に推移しているものの、高い伸長率の理由に震災の反動もあるとしている。