関空、夏の国際線旅客数は13%増の107.8万人予想-旅客便数は過去最高
新関西国際空港によると、夏の7月21日から8月20日までの国際線旅客数は、推計で前年比13%増の107万8500人となる予想だ。出発旅客数は11%増の55万1500人で、到着旅客数は14%増の52万7000人を見込む。12年夏スケジュールでは国際線旅客便が過去最高値を記録。ピーチ・アビエーション(MM)など国際線を運航するLCCは8社11都市となった。
出発日のピークは8月11日の2万1900人で、第2ピークは8月12日の2万700人。到着日のピークは8月15日の2万2900人で、第2ピークは8月16日の2万1300人となった。出発日、到着日ともに昨年のピーク時の実績を上回る予想だ。
方面別では、例年通り韓国、中国、東南アジアがトップ3となった。伸び率では、増便があった台湾が29%増、中国が20%増と高くなっている。国際線出発旅客数の詳細は下記の通り。
▽方面別国際線出発旅客数
方面別/前年比/旅客数
韓国/19%増/12万4700人
中国/20%増/10万4100人
香港・マカオ/19%増/4万3800人
台湾/29%増/6万2500人
東南アジア/10%増/7万2800人
北米/22%減/1万6400人
ハワイ/4%増/2万5300人
グアム・サイパン/1%減/2万4200人
オセアニア/3%減/1万5200人
ヨーロッパ/6%減/3万7400人
その他/3%減/2万5100人
全方面計/11%増/55万1500人
※その他は中東、アフリカ、成田(国際乗継)など