鳥取県、吉祥航空誘致-8月に米子/上海チャーター実施
鳥取県によると、吉祥航空(HO)は8月、米子/上海間でインバウンドチャーターを運航する計画だ。8月2日の初便を皮切りに、6日、10日、14日、18日に計5往復を運航する予定で、現在最終的な調整を進めているという。HOが鳥取県に就航するのは今回が初めて。機材はエアバスA320型機の158席。
鳥取県では、8月から11月まで開催する国際マンガ博を契機に今後のインバウンドの定期的な誘致へと繋げたい考えで、中国や台湾などからのチャーターを各航空会社に積極的に働きかけており、HOの就航はその一環で決定したもの。乗客はインバウンドがメインだが、第1便については30名程度、日本発海外旅行ツアーも受け入れる。すでに農協観光が米子空港発チャーターを利用した蘇州、無錫、上海、古鎮七宝を3日間で回るパッケージツアーの募集を開始している。
また、10月にはマンダリン航空(華信航空、AE)が10月13日、16日に台中/米子間でチャーターを実施する計画だ。さらに、春秋航空(9C)とも9月、10月にプログラムチャーターを実施する方向で呼びかけており、9C側と議論している最中だという。
▽HO 米子/上海線チャーター運航スケジュール(8月2日、6日、10日、14日、18日)
HO1277便 PVG 09時30分発/YGJ 12時30分着
HO1278便 YGJ 13時50分発/PVG 14時50分着