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デルタ航空、13年初旬から機内Wi-Fi、15年には1000機以上に導入

  • 2012年7月17日

 デルタ航空(DL)は2013年初旬から、国際線機内で有料のWi-Fiインターネットサービスを開始すると発表した。対象機材は長距離国際線用のボーイングB777型機、B767型機、B747型機、エアバスA330型機、および国際線短・中距離用のボーイングB757型機で、計150機以上となる。

 国際線のWi-Fiインターネットサービスは、現在米国内線でWi-Fiを提供している米国のGogo社により提供される。利用料金などの詳細はサービス開始前に発表する予定だ。

 DLは米国内線において、1日あたり3000便を越えるフライトで有料の機内インターネットサービスを提供している。2015年に全対象機材へWi-Fi設備の導入が完了すると、世界で運航する1000機以上の機材で、機内インターネットが利用できるようになる。

 国際線への機内インターネットサービスの拡張は、総額30億ドル以上を投じた機材と機内設備、空港設備への投資計画の一環で実施するもの。投資内容には他にも、全国際線用ワイドボディ機へのフルフラットベッドシートの設置や、米国内線用機材へのファーストクラス座席の追加等が含まれる。