ルックJTB、西日本発の年間目標36.2万人に引き上げ-上期好調で

  • 2012年7月16日

 JTBワールドバケーションズ(JWV)は2012年下期の西日本商品発で、前年比6%増の18万1000人の取扱をめざす。上期は13%増の18万2000人と前年を上回る見込み。この好調な推移を受けて、年間目標も当初の35万5000人から9%増の36万2000人に引き上げた。上期は主力のファミリー層が2割増で推移しているほか、60歳以上のシニア層も1割程度増加。下期は未就学児のいるファミリーや3世代旅行、シニア層に向けた商品に力を入れていく。

 下期商品も、創立100周年記念特別企画とした「世界の祭り」を展開。上期のコースが関西空港の「KIXツアーコンペ」で金賞を受賞したことから、下期はパワーアップし、8つの祭りで新コースを設定した。また、関空発のヨーロッパでは人気商品を強化し、例えばモロッコでは一人旅コースを含む6コースを設定。また、ハワイでは下期だけの特別プランとして、「‘OLI‘OLIウォーカー&スカイウェーブ」を、クリスマス期間だけ「ホノルル・シティ・ライツ」鑑賞用の臨時便を運航する。

 なお、下期の関空発の航空座席だが、JWVによると、7月5日時点で前年比15%増となる見込み。ミクロネシアが6%減、オセアニアが11%減となっているものの、その他は増加しており、特に、アジアは23%増、中国は11%増と2ケタ増となっている。