JATA旅博、264団体・企業が申込、コマ数大幅増
日本旅行業協会(JATA)によると、7月10日現在の「JATA国際観光フォーラム・旅博2012」の申込数は、出展者開催ブースを除外すると264団体・企業、845コマとなっており、昨年実績の798.5コマを大幅に上回っているという。最終的な出展者は145ヶ国、860コマ程度になる見込み。
海外は102ヶ国・地域の110企業・団体が532コマ、国内などでは148団体・企業が313コマを申し込んでいる。JATAによると、海外では、今年はアメリカの観光局や州などが「ブランドUSA」として合同で出展するため、申込数ベースでは前年と比較し難いという。また、国内では商談会でのインバウンド需要に対する期待から、国内ホテル・レップの申込が増加傾向にあるとした。
また、JATAでは2013年の旅博について、競合となる世界のトラベルマートに対応するため、コンセプトや企画の早期決定をはかる。このほどJATA国際観光フォーラム・旅博推進会議内に旅博2013の準備部会を設立しており、準備を進めていく考え。来年の旅博は2013年9月12日から15日に開催する予定だ。
▽JATA旅博、イベント協賛で消費者にアピール
JATAでは、旅博への一般消費者の来場者数増加をはかり、フジテレビジョンが主催するイベント「お台場合衆国!2012」の関連イベント「ワールドフードカップ2012」に協賛し、ブースを出展する。協賛ブースでは旅博の告知や、公式FacebookやTwitterと連動したキャンペーンを展開。土日にはJATA旅博推進室の企画イベントや、各国政府観光局や国内地方自治体、団体とともにイベントを実施する予定だ。
ワールドフードカップ2012は7月14日から9月2日までで、8月14日から21日は主催者の都合により休止予定。お台場のシンボルプロムナード公園セントラル広場で実施する。