一般社団移行に協力を 全旅協大阪府支部
全国旅行業協会大阪府支部(永野末光支部長、326会員)はこのほど、大阪市北区の大阪国際会議場で通常総会を開いた。
永野支部長は「今年は公益法人改革の最終年となった。来年4月1日から本部が一般社団法人に移行するに伴い、これまで任意団体だった大阪府支部は本部に従って都道府県各支部とともに一般社団法人へ移行することになる。協力をお願いしたい」とあいさつ。
今年度事業に事務局の耐震性強化、経費の削減、観光関連諸団体との利便性を考えた移転の具体化を推進する-などを盛り込んだほか、本部・関係官庁からの通達などを速やかに会員に案内することや、第9回国内観光活性化フォーラム・群馬への参画などを決めた。
続いて開催されたオーサカ・ゼンリョ(吉村実社長)の総会で、吉村社長は「第2種旅行業登録を取得し、全国旅行業協会大阪府支部の研修事業の手配やツアー催行などで収益を上げることができた。皆さんの支援の賜物だ」と語り、新たな入会が29社あったことを報告した。
また昨年秋の集中豪雨で被災した和歌山県への復興応援ツアーが、旅行業取得後初めて実施したツアーであることも伝えた。
さらに「今後もみなさんの利益につながる商品の造成や、業務サポートなど、よりよい環境を提供できるよう励みたい」と語った。
オーサカ・ゼンリョ協力会(西村肇会長=西村屋、160会員)の通常総会も開かれ、会員旅行会社との親ぼくや情報発信などを行うほか、協力会会員の特典の継続と拡大に努めることを決めた。 西村会長は「今期は200会員になるよう努力したい」と話した。
このあと別会場で商談会も行われ、それぞれ熱心にセールスに回っていた。懇親会は隣接するリーガロイヤルホテルで行われた。
情報提供:トラベルニュース社