長期滞在、夏休みに「してみたい」31%-経験者は35%、JTB調査

  • 2012年7月5日

 ジェイティービー(JTB)はこのほど、JTB旅のアンケート「たびQ」で、長期滞在に関する傾向や意向、夏の予定などに関するWEBアンケートを実施した。調査によると、夏休みに長期滞在をしてみたいという回答者は31%となった。また、「長期滞在」で連想する期間は「6日~9日」が31%と最も多かった。

 旅先で長期滞在したことがあると答えた回答者は35%だった。長期滞在の主な目的は「じっくり観光やレジャーを楽しむため」が35%と最も多く、次いで「好きな場所でゆっくりと過ごすため」が26%となった。滞在期間は「6~9日間」が36%と最も多かった。滞在者は「夫婦で」が29%でトップだったが、「一人で」と答えた回答者も26%を占めた。

 一方、長期滞在をしたことがないと答えた回答者は65%で、おもな理由としては、回答者の多くが30代から50代のため、仕事や子育ての都合などで「まとまった休みが取れない」(46%)となった。ほかにも、「経済的理由」(27%)、「家族やペットを残して長期間出かけられない」(9%)、「長期間留守にするのは防犯上不安だ」(5%)などが挙がった。また、「これらの理由が解決されれば長期滞在してみたいと思いますか?」という質問には78%が「そう思う」と答えた。

 今後、長期滞在してみたいと思う場所として挙げられたのは、海外は「ハワイ」(60%)、国内は「沖縄」(43%)が最も多かった。海外、国内ともに「景色や自然が美しく、ゆっくりと過ごせる場所」が望ましいとの意見が多く寄せられた。

 調査は5月24日から31日まで実施し、有効回答数は5594件。