今秋に東京へ新商品 京旅協、共同募集事業で実施
京都府旅行業協同組合(山本芳孝理事長、58組合員)はこのほど、京都市中京区の京都国際ホテルで第30期総会を開いた。組合収支の改善と基盤強化のため、クーポン事業や旅行事業を拡充していくことを決めた。
クーポン事業については、2011年度の発券総額は前年比98.1%だった。12年度は、09年に導入したクーポンシステムの利便性を未契約の受入施設にアピールするなど販拡に取り組む。
旅行事業は、着地型旅行企画の成功例として知られる「岡崎桜回廊十石舟めぐり」について11年3-5月は震災の影響などにもかかわらず1万5千人以上を集めた。12年も3-5月の運航だったが、天候不順の影響を受けた。
共同募集事業は、これまで実績を上げている年末買い物ツアーなどに加えて、今秋初めて、東京スカイツリーの展望台見学と新東名高速を組み入れたツアーを行う。
総会ではこのほか、協定機関との懇談・交流会を9月13日、京都市上京区の京都ブライトンホテルで開催することを決めた。
情報提供:トラベルニュース社