マリオット、14年までに中国で100軒以上を開業、90ヶ国4000軒所有へ
マリオット・インターナショナルは2014年までに90ヶ国で14ブランド、計4000軒のホテル所有をめざす。6月19日に開催した株主総会で、今後の経営計画を発表した。
このホテル開発においては、11万5000室の客室の所有と買収予定のゲイロード・ホテルグループ分を除き、2012年から2014年までに世界各国で9万室から10万5000室の新客室をオープンする。中国では国内約40ヶ所に9ブランドの計100軒以上を所有する予定だ。
中国はグループ全体の収入の約5%を占めており、北米に次いでも重要な市場と位置付ける。今後3年間にわたり、月1軒のペースで開業を計画しており、2015年末までに中国内で3万人の従業員を雇用する計画だ。
なお、マリオットは現在、73ヶ国に約3700軒以上の宿泊施設を展開しており、従業員数は約3万人。2011年の売上高は約120億米ドルであった。