アエロフロート、極東路線を強化-ウラジオストク航空編入で
アエロフロート・ロシア航空(SU)は、日本/極東ロシア線を拡充している。SUでは現在、ロシア政府の決定によりウラジオストク航空(XF)などロシア国内の航空会社のグループ編入を進めているところで、XFの販売システムやマイレージプログラムを順次統合。6月19日にはXFとのコードシェアで成田/ハバロフスク線の運航を開始したほか、7月16日には成田/ウラジオストク線、7月17日には成田/ユジノサハリンスク線に就航する計画だ。
XFをグループに編入したことで、極東地域にSUグループのハブ空港ができたことになり、SUによるとロシア国内に1つの航空会社が複数のハブ空港を設置するのはこれが初という。なお、SUでは、極東路線の強化に合わせて日本で対象路線に期間限定のコミッションを設定するなど販売促進に取り組んでいるところだ。