ANAセールス、スカイツリーツアーで1万1000名販売、東京への需要牽引

  • 2012年6月19日

 ANAセールスによると、東京スカイツリーへのパッケージツアーの販売人数は、6月15日現在で合計1万1020名となった。現在、ANAセールスでは全日空(NH)便と宿泊、東京スカイツリー展望デッキの日付指定入場券引換券を付けたツアーを販売しており、1月26日に発売した5月21日、22日発の初回限定ツアーは20名限定で完売。3月1日に発売した、5月22日から10月31日発までのツアーは、6月15日までで1万1000名販売した。6月末まではすでに完売しており、7月も8割強が予約で埋まっているという。ANAセールスでは夏休みでさらなる需要の伸びを見込んでいる。

 また、上期の関東方面の販売状況は、昨年の震災の反動もあり、前年比59%増だが、2010年比でも10%増と伸張。スカイツリー商品が東京方面への旅行需要を牽引しているとする。発地別の参加者割合を見ると、中四国からが38%と最も多く、次いで、九州が27%、関西が20%と続き、西日本からの参加者が多い。年齢別では50歳から59歳が21%と最も多く、40歳から49歳が18%、20歳未満が17%、60歳から69歳が15%と続く。年代で大きな偏りはないが、20歳から29歳、30歳から39歳は若干、少ないようだ。