観光庁とJNTO、東北・北関東9県と訪日向け商談会、イベント実施

  • 2012年6月11日

津軽三味線  観光庁と日本政府観光局(JNTO)は東北・北関東9県と、東北・北関東地域の訪日外国人旅行者の回復をはかり、海外7市場9都市で半年間にわたって観光プロモーション事業を実施する。海外現地旅行社との商談会や海外消費者向けの観光イベントを実施することで、東北・北関東の安全、安心と魅力を訴えるとともに、同地域の元気な姿や復興に向けた力を肌で感じてもらう考えだ。

やまがた舞子  参加する県は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬の9県。観光庁とJNTOが9県の地方自治体や観光事業者などと一体となり、海外向けにプロモーションを実施するのは震災後初めてとなる。

 開催期間は6月14日から11月18日で、北京と香港を皮切りにロサンゼルス、バンコク、シンガポール、釜山、ソウル、台北、上海の9都市で実施する。北京と香港では6月14日に訪日ツアーの造成に向けた商談会を実施。北京では日本側と現地旅行会社がそれぞれ10団体、香港ではそれぞれ20団体が参加する予定だ。また、6月17日には消費者向けイベント「Japan Travel Festival~Tohoku&Kita-kanto~」を実施し、北京では津軽三味線や山形花笠踊り、赤べこの絵付け体験など、香港ではやまがた舞子、だるまやこけしの絵付け体験を実施する。