スリランカ航空（UL）とワンワールドは、ULのワンワールド・アライアンス加盟について合意した。今後準備を進め、2013年後半には正式加盟する見込みだ。ULが正式加盟すると、ワンワールドのネットワークは150ヶ国、860都市となり、毎日約9000便で約100万人の乗客が同アライアンスを利用することになるという。

　ULはコロンボを拠点として、成田などワンワールドの主要ハブ空港を含むアジア、ヨーロッパ、中東地域の22ヶ国34都市に就航している。ワンワールドに加盟するキャセイパシフィック航空（CX）、ロイヤル・ヨルダン航空（RJ）、今年中に加盟予定のマレーシア航空（MH）がスリランカに就航しており、ULとの連携が期待できるという。また、モルディブへの国際線便数は世界最多で、南インドへの路線網も充実。保有機材は21機で、昨年度は約350万人の輸送実績があった。