求人情報
Marriott Bonvoy

今年のGW、旅行した世代は20代が最多、9割が10月までに再旅行を希望

  • 2012年6月7日

 ツーリズム・マーケティング研究所(当時。現在はJTB総合研究所)が5月24日に発表した消費及び旅行に対する意向調査の結果によると、今年のゴールデンウィークの旅行経験は、海外旅行に行った人が3.6%、国内宿泊旅行が16.6%、国内日帰り予行が18.5%で、帰省が14.1%であった。旅行や帰省はしなかった人が半数以上だった。

 世代別には、20代の海外旅行が8.0%と他の世代よりも2ポイントから4ポイント高く、国内宿泊旅行も20.5%で最も高かった。これについて、ツーリズム・マーケティング研究所では、「ゴールデンウィークしか仕事を休めず、通常期より旅行代金が高くなる」ため、「旅行の頻度を少なくするケースもあり、20代に関しては旅行に行きたい気持ちと頻度は収入や休みの関係で合致しないと推察できる」としている。

 また、次に行きたい時期については、20代から40代は夏休みに集中。時間の融通がききやすい50代、60代は夏休み前の「5月~7月」が41%と最も高かった。今年のゴールデンウィークに海外旅行、国内旅行を経験した人の90%以上が、今年の10月までに次の旅行を希望しているといい、旅行に積極的な層ほど、次の旅行を検討するまでの期間が短くなっている。

 同調査は5月7日から5月9日まで、インターネットアンケート調査で実施。2011年1月から12月に業務出張以外の旅行をした人1000サンプルで、年齢層別、男女別に1セル100ずつ、関東圏が500、関西圏が300、中京圏が200。