ステージで披露されたパプアニューギニアの伝統舞踊 　太平洋諸島＆フェスタ展2012が5月24日から28日、六本木アーク森ビルで開催された。同展示会・フェスタは、5月25日と26日に開催された第6回太平洋・島サミットの記念事業として、実施したもの。太平洋諸島と日本の貿易、投資、観光の交流促進が目的で、日本貿易振興機構（JETRO）、太平洋諸島センター（PIC）、太平洋諸島フォーラム（PIF）が主催した。

　太平洋諸島展示会では来日した14社の企業ブースが並び、バニラビーンズやココアなどの食品、ココナッツオイルなど天然素材のスキンケア製品や工芸品が販売。試食や試飲の振る舞いのほか、ビジネス商談会が行なわれた。

　また、今年で2回目の開催となったパシフィック・フェスタは、サモアの伝統舞踊ショーで開幕。続いて民族舞踊や、サミットの親善大使フラガールによるダンスなどが披露された。会場には赤坂小学校の生徒たちが校外学習の一貫で参加し、ミクロネシア連邦クイズや腰ミノ着用など、太平洋島嶼国の未知な世界を体験した。