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ビザ、訪日中の平均決済額1位はタイ、アジア圏上位に

  • 2012年6月5日

 ビザ・ワールドワイドが発表した、ビザ・カード会員の利用傾向によると、2011年の訪日外国人旅行者の日本国内における平均消費額で、国別の1位はタイ(14.1%増の350.49米ドル)となった。次いで、2位がシンガポール(11.6%増の300.95米ドル)、3位が香港(8.2%増の283.13米ドル)となり、上位3ヶ国はアジア圏となった。また、円高の影響で平均決済額が増加しており、例えばアメリカは17.8%増の180.88米ドルと、伸び率が最も高かった。

 決済総額の国別では1位は米国(6.7%増の7億0320万米ドル)。決済総額では震災の影響で、前年よりもマイナスになる傾向が強かったが、米国は前年よりも決済総額が増加した。また、2位は韓国(19.5%減の2億9760万米ドル)、3位は台湾(0.9%減の1億5650万米ドル)となった。

 2011年は震災の影響もあり、決済総額は前年と比べて全体的に低い水準となった。震災後、3月は20%減、4月は51.9%減となったが、5月以降は決済額が上向き、12月に初めて、消費額が3%増の2407億米ドルとプラスとなった。平均決済額については円高の影響で、2011年通年でも11.7%増の214.16米ドルと増加した。