11年度のD/S認定者は903名、ハワイがトップ-T/Cは47名認定

  • 2012年5月31日

 トラベル・カウンセラー推進協議会によると、2011年度のデスティネーション・スペシャリスト(D/S)認定者数は前年比6%減の903名となった。受験者数は5.5%減の1445人で、合格者数は1.1%減の1087名、合格率は75.2%となり、前年から3.4ポイント増加した。また、トラベル・コーディネーター(T/C)の認定者数は47%増の47名となり、累計の認定者数はD/Sが6512名、T/Cが980名となった。

 11年度は春季講座の開始を東日本大震災の影響で開講、受付期間ともに1ヶ月遅らせて7月に開講。D/S養成講座では22講座33ヶ国・地域を実施した。D/Sの国・地域別で認定者数が最も多かったのは、ハワイ(206名)で、次いでグアム・マリアナ(75名)、イタリア・マルタ(70名)、韓国(66名)、オーストラリア(58名)となった。

 なお、日本旅行業協会(JATA)によると、今年の春季講座は6月に開講予定で、前年比11%増の343名が申し込んでいるという。