イタリア、エミリア・ロマーニャ州にて再度発生した地震の状況について
現地時間昨日2012年5月29日(火)午前09:00頃(日本時間同日16:00頃)、先週地震によって大きな被害の出たイタリア北部エミリア・ロマーニャ州モデナ付近にて、再びマグニチュード5.8の地震が発生いたしました。
地震発生後もイタリア全土の各種交通機関は通常通り運行されており、高速道路等への影響も出ておりません。鉄道については、一部徐行運転のもとに運行されている模様です。
なお、この地震による被害の状況は以下の通りです。(現地時間昨日 5月29日時点の情報)
■地震の被害状況(現地時間5月29日現在)
*フェラーラ
エステンセ城、コスタビーリ宮内の国立考古学博物館等の観光施設が、引き続き閉鎖されております。
*マントヴァ
サンタ・バーバラ教会の鐘楼が損壊、テ宮殿、フランチェスコ・ゴンザーガ司教区博物館、ドゥカーレ宮殿等の観光施設が、引き続き閉鎖されております。
*モデナ
サン・カルロ教会、サンタゴスティーノ教会を始め、全ての観光施設が閉鎖されております。
また、震源付近の以下の村々へのアクセスは安全上の理由により、引き続き制限されております。
■アクセスが制限されている村等
*S. Agostino(サンタゴスティーノ)
*S. Felice sul Panaro(サン・フェリーチェ・スル・パーナロ)
*Mirandola(ミランドラ)
*Finale Emilia(フィナーレ・エミーリア)
*Bondeno(ボンデーノ)
*Dosso Ferrarese(ドッソ・フェッラレーゼ)
*Carpi(カルピ)
*Cento(チェント)
*Cavezzo(カヴェッツォ)
*Medolla(メドッラ)
なお上記以外の都市や村などでは、地震による大きな影響は残っていない模様です。
当該地域へのご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。