マリオット、海南島に新ホテル、アジア250軒目

  • 2012年5月26日

 マリオット・インターナショナルはこのほど、年内に中国の海南島に開業予定の「ルネッサンス・ボアオ・リゾート&スパ」の運営受託契約を締結した。今回の契約締結により同社がアジアで運営するホテルは15ヶ国に250軒となり、客室数は合計で約7万5000室となった。

 中国でマリオットは現在58軒を営業しているが、今後3年から4年の間にこれを倍増し、従業員を7万人以上に増加することをめざしている。少なくとも3年間は、月に1軒のペースで新規開業を続けていく予定という。

 中国での事業強化のため、マリオットでは中国の主要企業との提携関係構築を進めているところで、ポイント制のロイヤリティ・プログラム「マリオット・リワード」について、中国の旅行ポータル最大手「Ctrip」とも提携。マリオットのホテルに滞在するとCtripのポイントが得られる特典を付けたことで、中国のマリオット・リワードの会員数が2011年に倍増したという。