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フィンランド、オーロラで好調、冬の日本人宿泊35.5%増

  • 2012年5月28日

 フィンランド政府観光局によると、2011年11月から2012年3月の日本人宿泊数は、前期比35.5%増の7万9230泊となった。同局によると、「11年に一度のオーロラベストイヤー」の口コミが増加の最大の要因だという。国別外国人宿泊数の比較でも、前期は11位だったが、今期はロシア、スウェーデン、ドイツなどの近隣諸国についで第7位と10以内にランクインした。

 デスティネーション別で見ると、ヘルシンキが14.6%増の2万3682泊、次いでイナリとウツヨキが62.5%増の1万9712泊、サーリセルカが61.2%増の1万9189泊となった。フィンランド政府観光局日本代表の能登重好氏によると、サーリセルカの人気が高まるにつれて人が増え、明かりが多くなったため、暗い空を求めてイナリへ送客する旅行会社も出てきたという。

 また、最も増加率が大きかったのはキッティラで284%増の4095泊。パノラマホテルなどの大型ホテルの開業による部屋数の増加が増加の要因との考えだ。