キャセイ、1855年の格付けで選ばれたワインを機内で提供
キャセイパシフィック航空(CX)は1855年のボルドーワインの格付け(1855年のグランクリュ級)で選ばれたワインのうち、6種類のワインをファーストクラスのワインセレクションに追加した。1855年の格付けでとは、パリ万博博覧会の際に創出されたもので、メドックのリストには現在、61種類が選ばれている。このうち、CXがファーストクラスで提供するのは、シャトー・ラグランジュ2006、シャトー・ブラネール・デュクリュ2004、シャトーポンテ・カネ2007、シャトー・ジスクール2008、シャトー・カントナック・ブラウン2005、シャトー・ランシュ・バージュ2004。
なお、現在CXでは機内で提供するワインとして、フランスのほかイタリア、南アフリカ、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、アルゼンチンなどから70種類を揃えている。昨年、CXの機内で提供されたワインとシャンパンの数は、約160万本だという。