KNTT、iPad積極活用、オプショナルツアーとカナダ販促-6月から全店舗で
近畿日本ツーリスト(KNT)は6月上旬から、iPadを活用した商品販促ツール第2弾、第3弾としてオプショナルツアー販促用の「オプションPad」、カナダ1ヶ国に焦点を当てた「カナダPad」を順次導入する計画だ。iPadでビジュアルを活用し、消費者に商品の魅力を訴えるとともに、店頭スタッフへの教育効果もねらう。KNTツーリスト(KNTT)全店舗に導入する予定で、現在開発を進めているという。
同社はすでにウェディング商品販売ツールとして「ウェディングPad」をKNTT45店舗に導入しているが、新コンテンツ導入にともない、約100店舗にiPadを新たに配布。これにより、KNTT全店舗にiPadが導入されることとなる。
オプションPadでは、ハワイ、オーストラリア、北海道、沖縄の4方面を紹介。方面ごとに動画や画像約200点を入れ込み、店頭で活用することでオプショナルツアーの付帯販売に繋げたい考え。また、カナダPadは200枚以上の写真や動画を入れ込んでおり、春夏、秋、冬の季節ごとにカナダを紹介。「ホリディ」と連動し、おすすめコ-スやホテルを紹介するほか、カナダの地図など説明に便利な情報も掲載する。情報は季節ごとに年3回更新する計画で、導入時は夏から秋の商品の情報を入れ込む予定だ。
KNTによると、今後も他の「ホリデイ」設定方面でもiPadを活用した商品販促ツールを展開していく考えだ。