ゴールデンゲートブリッジが75周年、記念イベントで観光客増ねらう
(ロサンゼルス発・森真弓) 米国カリフォルニア州ロサンゼルスで4月23日から25日にかけて開催された「インターナショナルPOW WOW(パウワウ)」の会場で24日、昨年の開催地であったサンフランシスコ市による記者会見がおこなわれ、今春注目のイベントの詳細が発表された。
最大の目玉は、ゴールデンゲートブリッジが今年5月27日に75歳の誕生日を迎えること。このため、サンフランシスコ市および郡、内務省ナショナルパークサービス、ゴールデンゲート・ナショナルパークス・コンサーバンシーなど、さまざまな関連団体が総力を結集。サンフランシスコを代表するランドマークである赤い橋の歴史と美しさ、そして画期的な技術を称えるイベントが多数実施される。
なかでも最大の記念行事といえるのが、5月27日に行われる「ゴールデンゲート・フェスティバル」だ。橋を望むウォーターフロントのフォートポイントからピア39までの一帯を使っておこなわれる大規模なイベントで、当日は各地でライブミュージックやダンス大会、アートや歴史に関する特別展やプレゼンテーションなど、趣向を凝らした楽しい催しが多数行われる予定になっている。クライマックスは21時30分から開催される大花火大会だ。
「記念行事はメモリアルデーの週末頃から活発化するが、年末までなにかしらのイベントが行われるため、2012年のサンフランシスコは1年中お祭りムードでいっぱいになるだろう。この機会にぜひサンフランシスコを訪れ、我々が世界に誇る美しい橋の魅力を堪能してほしい」と、サンフランシスコ観光協会のプレジデント兼CEOであるジョー・ダレッサンドロ氏。
なお、「ゴールデンゲート・フェスティバル」の詳細、ならびにその他のイベント情報に関しては、ゴールデンゲートブリッジ75周年記念のオフィシャルサイトで案内している。