デルタ、燃油サーチャージを一部クラス別に-北米Cクラス2.9万円
デルタ航空(DL)は2012年6月1日から7月31日発券分の日本発着航空券について、燃油サーチャージ額を値上げし、国土交通省の認可を受けた。
今回、北米路線と中南米路線について座席クラス別に燃油サーチャージ額を設定。例えば、北米路線は従来は2万3500円だったが、今後はビジネスクラスが2万9000円、エコノミークラスが2万7000円となる。国土交通省航空局によると、一度同額で認可した後、DL側からエコノミークラス分の値下げの申請があったという。
なお、DLでは日本発着便の燃油サーチャージ額を、2ヶ月ごとに航空燃油価格を確認し、あらかじめ設定された条件額にあわせて決定しているが、日本/中南米路線についてはこの改定条件とは異なる。方面別の設定額は下記の通り。
▽DL 2012年6月~7月日本発券分燃油サーチャージ額
(方面:改定後/改定前)
北米:ビジネスクラス2万9000円、エコノミークラス2万7000円/2万3500円
ハワイ:1万6500円/1万5000円
タイ、シンガポール:1万3000円/1万1500円
ミクロネシア(グアム、サイパン、パラオ、フィリピン):8000円/7000円
中国、台湾、香港:6500円/6000円
韓国:2500円/2200円
※中南米:ビジネスクラス3万円、エコノミークラス2万8000円/2万4500円