日本旅行、3月の海外旅行取扱額は1.3%増、団体、自社企画は2ケタ増
日本旅行の2012年3月の旅行取扱額は、東日本大震災の反動もあり、前年比22.9%増の317億4508万円となった。このうち、海外旅行は1.3%増の119億674万円。団体旅行は、一般団体が19.6%増の10億6070万円、教育旅行が28.7%増の13億63万円となり、団体合計でも24.5%増の23億6134万円と増加。企画旅行も、マッハ・ベストツアーの自社企画が10.0%増の49億1761万円、他社企画も18.9%増の8億8380万円と伸び、企画合計で11.3%増の58億141万円となったが、個人旅行が17.7%減の33億3297万円となった。
一方、特に震災の影響が大きかった国内旅行は44.7%増の192億5402万円と大幅に増加。団体旅行は、一般団体が26.2%増の15億4552万円、教育旅行が18.6%増の9億7004万円となり、団体合計で23.1%増の25億1556万円となったほか、企画商品も赤い風船の自社企画は57.8%増の73億62万円、他社企画は120.5%増の9億4086万円と大きく伸びた。ただし、国際旅行は25.2%減の5億8392万円で、震災の影響が残っている。