KNT、3月の海外旅行取扱額は21.6%増、一般団体が5割増に

  • 2012年5月14日

 近畿日本ツーリスト(KNT)の2012年3月の旅行取扱概況で、海外旅行は震災の影響の反動もあり21.6%増の142億12万円となった。団体旅行のうち、一般団体が53.4%増の22億3559万円と大きく伸びたほか、学生団体も30.7%増の14億6518万円となり、団体の合計は43.5%増の37億77万円。また、企画旅行もホリデイが9.0%増の55億1279万円となり、個人旅行も23.2%増の49億8594万円となった。

 ホリデイの取扱人数は17.9%増で、方面別ではハワイ、アジア、台湾が首都圏を中心に好調。ミクロネシアは取扱人数が41%増となった。欧州、オセアニアなど長距離方面は引き続き伸び悩んだという。

 国内旅行は合計が45.4%増の166億1165万円。団体旅行は一般団体が19.2%増の27億3688万円、学生団体が42.3%増の18億8875万円、合計が27.7%増の46億2563万円。メイトは50.3%増の80億4636万円、個人旅行が60.7%増の39億3709万円となった。メイトの取扱人数は36.8%増であったという。

 このほか国際旅行は95.5%増の9億2583万円で、海外、国内との合計は34.3%増の321億5489万円となった。