東北の観光、きっかけは復興支援が45%、今年の訪問意欲ありは53%
ジェイティービーが旅のアンケートたびQで実施した、東北旅行に関するアンケート調査によると、東日本大震災後の1年間で東北へ行った人は22%となった。調査は4月5日から4月12日まで実施し、有効回答数は6575件。
震災後の1年間で東北へ行った人の目的では、観光(43%)が最も多く、次いで仕事(18%)、家族・親戚訪問(17%)、ボランティア活動(5%)などとなった。また、観光目的の回答者に旅行の目的を聞くと、「東北への旅行が復興支援になると思ったから」(45%)と、復興支援が旅行のきっかけになったという回答が約半数に。また、「平泉の世界遺産登録」、「青森新幹線の延伸」の回答も見られた。
訪問した観光地は、福島(26%)が最も多く、次いで宮城(22%)、青森(21%)、岩手(14%)と続く。また、今年、仕事以外での東北訪問の以降については、53%が「行ってみたい」と回答。そのうち15%が具体的に検討しているという。