トルコ航空とスペイン政観、共同セミナーでトルコ経由の利便性アピール

  • 2012年5月9日

TKバルセロナ支社リージョナル・マーケティング・マネージャーのミクエル・A・コマス氏  トルコ航空(TK)とスペイン政府観光局は4月26日、旅行業界を対象とした共同セミナーを開催した。TKバルセロナ支社から来日したリージョナル・マーケティング・マネージャーのミクエル・A・コマス氏と、スペイン政観プロモーションマネジャーの三戸多恵氏が、それぞれの最新情報を紹介した。

 TKは3月28日から成田および関西/イスタンブール線のデイリー運航を開始しており、成田線、関西線ともにイスタンブールで、バルセロナへの同日乗り継ぎが可能であることを紹介。このほか、TKはイスタンブール/スペイン間で、マドリード線、バレンシア線、マラガ線を運航し、さらに5月28日からはイスタンブール/ビルバオ線も就航。いずれも関空からの同日乗り継ぎが可能だ。

 バルセロナ線以外の同日乗り継ぎができない成田線では、トランジットホテルサービス「ワンナイト・イスタンブール」を提供しており、イスタンブール経由のスペイン路線の充実ぶりをアピールするとともに、積極的な販売を呼びかけた。

 スペイン政観からは、全43ヶ所と世界2位の多さを誇る世界遺産を中心に観光情報を説明。そのうち、「スペイン世界遺産都市グループ」を形成するトレドやコルドバなどの13都市では、歴史や文化、美食などにおいて秀でた魅力を有し、高い満足度が得られる観光地であることをアピールした。スペイン世界遺産都市グループの参加都市は以下の通り。


▽スペイン世界遺産都市グループの参加都市
コルドバ、アビラ、セゴビア、サンディアゴ・デ・コンポステーラ、トレド、カセレス、サラマンカ、メリダ、クエンカ、アルカラ・デ・エナレス、イビサ、サン・クリストバル・デ・ラ・レグナ、タラゴナ