「星のや竹富島」を6月1日に開業 星野リゾート

 星野リゾート(星野佳路代表)は6月1日、沖縄・竹富島に「星のや竹富島」を開業する。約2万坪の敷地に伝統建築規定を踏襲して造られた48棟の客室やパブリックエリアが周囲の環境に溶け込むように建つ。「離島の集落」をコンセプトに、竹富島で暮らすように滞在することを魅力としている。

 客室棟は琉球瓦と漆喰の屋根で、一戸ずつ「グック」という石積壁に囲まれており、庭へ進むとヒンプンと呼ばれる石積みの衝立が外部からの目隠しになっている。

 食事は、石垣島の漁港にあがる魚介類や八重山諸島の食材を用い、フランス料理をベースにした琉球料理を提供する。

 滞在を楽しむためにスパルームを2棟用意したほか、夕方には夕焼け屋台(仮称)を設け、三線ラウンジを用意。水牛車による朝の散歩、ヨットやダイビングといったメニューをそろえる。

 星野代表は「来春、石垣空港に国際線ターミナルが完成する。星のや竹富島の本格的なオープンはこの時だと捉えている」と話している。


情報提供:トラベルニュース社