国内線のゴールデンウィーク実績、旅客数10.7%増、間際で約40万人増加
本邦6社の2012年度ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の国内線利用実績は、合計の提供座席数が前年比7.0%増の345万2701席、旅客数が10.7%増の236万6609席で、利用率は2.4ポイント増の68.5%となった。また、ピーチ・アビエーション(MM)を加えた7社合計の実績では、提供座席数は349万2301席、旅客数は240万2572人、利用率は68.8%となる。4月20日に各社が発表した予約状況と比べると旅客数は7社合計で20.1%増となっており、間際で40万2398人増加したことになる。
方面別では、全日空(NH)の実績では、沖縄が3%減の19万759人で利用率は71.2%と高い。また、九州も2.7%増の33万7265人で、利用率は71.2%。旅客数が伸びた方面では、北海道が16.3%増の24万6796人、東北・北陸が30.7%増の13万9621人、関西が9.7%増の11万9587人と続く。一方、日本航空(JL)では、東北・北陸方面は16.7%減の8万951人となったが、そのほかは全方面で旅客数が前年を上回った。特に沖縄が4.6%増の10万5932人、関西が12.9%増の9万9291人で、利用率はそれぞれ73.5%と高かった。
期間中のピーク日は、下り便が4月28日、5月3日、上り便が5月5日、5月6日で、5月6日の下り便の利用率は、NHが97.0%、JLが97.2%と高い数値となった。