「外国語話せます」-成田空港、店舗スタッフに共通バッジ

  • 2012年5月8日

 成田国際空港と成田国際空港テナント連絡協議会はこのほど、全店舗が共通して使用できる「外国語話せますバッジ」を作成し、店舗スタッフが着用を開始した。空港内の店舗で、英語以外の外国語の接客ができるスタッフが約400名いるのに対し、その言語を話せることが空港利用者に一目で分かるようなバッジを着用していたスタッフは30%程度に留まったため、統一したバッジを作成した。

 バッジの種類は14種類で、1ヶ国語が話せるスタッフ用に10種類、2ヶ国語用に1種類、3ヶ国語用に2種類、言語を記載していないバッジを1種類用意。1ヶ国語用は中国、韓国、スペイン、フィリピン、タイ、フランス、イタリア、ポルトガル、ロシア、マレーシアの各国の言語だ。

 また、2か国語用は中国語と韓国語。3ヶ国語用は中国・韓国・ロシアと、スペイン・フランス・スウェーデンの2種類。言語の組み合わせは、話せるスタッフがいた組み合わせとした。無記載のバッジは、今後新しい言語を話すスタッフが増えた場合に使用する。

 なお、英語については話せるスタッフの数が多く、全員が付けることで逆に分かりにくくなる可能性もあったため除外したという。