KNT、ホリデイで夏の販売10%増目標-夏休みの新シリーズも設定
近畿日本ツーリスト(KNT)は7月から9月の夏期間、ホリデイで前年10%増の販売を目標とする。期間中は期首商品など通常商品に加え、夏休み商品として3シリーズも展開。企画担当者一人ひとりが自信を持って企画した「夏の自信作」とする新シリーズも投入する。
夏の自信作では「アメリカ野球 テキサスチームを極める夏休み」や、「ハワイ島・マウナケア 満天の星空を求めて」といったキャッチフレーズをパンフレットに冠して差別化を打ち出したほか、節電に対する注目が高まる中「クールバカンス」3部作として「アラスカ大自然」「北欧オーロラ」「アイスランド」など、従来の商品とは一線を画す切り口で全12シリーズを設定した。
さらに家族向け商品の「ファミリゾート」も、「ハワイ」「アジアシティ&ビーチ」「オーストラリア」「グアム・サイパン」の4シリーズで設定。ファミリゾートの全シリーズ共通で子どもの旅行代金を大人の半額としたほか、家族で近くのシートを用意する「お近くシート」、9月の出発日限定で滞在中の食事1回分を招待とする「9・9(食う食う)」キャンペーンなど、家族旅行に喜ばれるプランを揃えた。
このほか、旅行者の多様なニーズに応える「夏たび」も設定し、「ハワイ」「タヒチ」「トルコ・エジプト・ドバイ」の3シリーズから先行販売する。例えばハワイでは、「ロングホリデイワイキキステイ9・10・11日」など、豊富なプランを用意する。