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中部、iPadで通訳サービス、試験運用開始-5言語に対応

  • 2012年5月6日

 中部国際空港は5月1日、iPadを利用したテレビ通訳サービスの試験運用を開始した。これは、開港7周年事業として取り組んでいる「訪日外国人旅客に向けた『おもてなし』強化」の施策の一つ。これまでは英語と中国語、韓国語での案内サービスを提供してきたが、ポルトガル語とスペイン語にも対応し、既存3言語についても対応を強化する。

 通訳サービスはiPadの映像通信を利用して、旅客と案内所のスタッフ、コールセンターのオペレーターの3者が意思疎通をはかるもの。コールセンターはブリックスのものを利用する。

 試験では、通訳サービスの利用の多い言語や問い合わせの多い内容を把握。通訳サービスの導入効果を検証するとともに、ターミナル内の案内サインなどの改善にもつなげるねらいだ。試験運用の期間は7月31日まで。