ドイツ、1月の日本人宿泊10.3%増-2月も堅調に推移か

  • 2012年4月26日

 ドイツ観光局によると、2012年1月の日本人宿泊数は前年比10.3%増の6万1773泊となり、1月単月では過去15年間で4番目に高い数値となった。日本政府観光局(JNTO)が取りまとめた同月の日本人出国者数が3.8%増であったことから、ドイツ観光局では冬場のドイツへの需要が増加したと分析。また、FIT商品の伸びが増加の一因となったとの考えだ。

 外国人旅行者全体では、10.9%増の伸びを示しており、最大の市場はオランダで13.8%増の46万0699泊。また、スイスが16.2%増の21万8496泊で第2の市場となったほか、ポーランドが35.0%増、ロシアが24.5%増となるなど中東欧からの伸びが顕著という。

 ドイツ観光局では、こうした傾向は2月も続くと見ており、2月の暫定値では外国人旅行者全体で9.0%増の数値が出ているという。