デルタ航空、国際線機内エンターテイメントを刷新-A330から
デルタ航空(DL)はこのほど、保有する32機のエアバスA330型機の機内エンターテイメントを刷新した。新しい操作画面とナビゲーション・システムを導入したことで、オンデマンドで利用可能な映画やドラマなどのプログラム数を従来の1.5倍に増加した。A330型機は4月現在で成田発着のシアトル、バンコク、上海線、羽田/ロサンゼルス線、関空/ホノルル線に使用しており、4月27日に復便予定の羽田/デトロイト線にも投入する予定だ。
新操作画面では、好みのチャンネルを選びやすいよう、大きいアイコン表示を採用。プログラムは、映画100本、米国のケーブル局HBOのオリジナル番組20時間分、ショータイムのオリジナル番組8時間分、その他テレビ番組27時間分のほか、音楽が4200種類、16の音声チャンネル、ゲーム、フライトマップなどを利用できる。映画やテレビ番組の一部は日本語など英語以外の言語でも利用可能で、言語の選択はプログラムのトップ画面でおこなう。
また、子ども用のプログラムも拡充し、「デルタ・スカイキッズ」チャンネルを新設し、ディズニーの映画を楽しめるようにした。
なお、DLでは今夏までにオンデマンド型の個人用エンターテイメントシステムを導入済みの260機以上の航空機で、新操作画面とナビゲーション・システムを導入する計画だ。