「テルマエ・ロマエ」ツアー 大塚国際美術館で始まる

 徳島県鳴門市の大塚国際美術館で4月21日から「テルマエ・ロマエツアー」が行われている。古代ローマと現代日本を行き来する人気漫画が4月28日から映画化公開されるのに機に始めた。館内の古代ローマの作品を美術館スタッフが案内する。

 テルマエ・ロマエは、西暦130年のローマで風呂の設計技師を務めるルシウスが主人公。浴場のアイデアに悩むと現代日本の銭湯へタイムスリップを繰り返す。ヤマザキマリさんによるコミック1-4巻は累計で500万部を突破し、マンガ大賞なども受賞している。4月28日からは、阿部寛さんの主演で全国東宝系で公開される。

 ツアーは、大塚国際美術館内の原寸大で再現されたポンペイ遺跡の秘儀の間や絵画などからルシウスら当時の人々の暮らし、娯楽、宗教観を古代ローマ衣装を着たスタッフが解説する。土日曜日のほか祝日の12時から定時実施。所要時間は約40分で、定員は20人(事前予約可)。


情報提供:トラベルニュース社