国内線のゴールデンウィーク、予約数22.2%増、予約率57.1%
本邦航空6社の2012年度ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の国内線予約状況によると、合計の提供座席数は前年比8.6%増の345万5186席、予約数が22.2%増の197万2385人で、予約率は6.4ポイント増の57.1%となった(各社発表の合計値)。東日本大震災の裏年ということもあり、提供座席数、予約数、予約率とも、前年を大きく上回っている。特に提供座席数を大きく増やしたのが、スカイマーク(BC)とスターフライヤー(7G)。ただし、BCは予約数は伸びたものの、予約率では前年を下回っている。ピーチ・アビエーション(MM)を加えた7社合計の予約状況は、提供座席数が349万4786席、予約数は200万174人、予約率は57.2%。
方面別の傾向では、全日空(NH)の予約状況をみると、全方面で予約数が前年を上回っている。特に沖縄が提供座席数3.4%減、予約数が1.4%増、予約率が66.2%と堅調。また、予約数の伸び率では東北・北陸が64.3%増、北海道が32.9%増、中国・四国が22.3%増と高い。日本航空(JL)も同様の傾向で、沖縄が好調。提供座席数が7.9%増、予約数が10.3%増で、予約率は70.2%となっている。そのほか予約数は北海道が20.5%増、関西が26.7%増、中国・四国が32.7%増、九州が25.3%増と前年を上回っているが、東北・北陸は提供座席数を8.6%増と増やしたのに対し、予約数は7.5%減と前年を下回った。各社の予約状況は以下の通り。