関空、3月の国際線旅客数は12%増、11年度は3%減まで回復
関西国際空港によると、2012年3月の運営概況(速報値)で、国際線の旅客数は前年比12%増の99万7272人となった。2011年11月以降、5ヶ月連続でのプラス成長。日本人旅客が9%増の70万3890人と9ヶ月連続で前年を上回ったほか、外国人旅客も20%増の26万3310人で2ヶ月ぶりにプラスに転じた。
2011年度(2011年4月~2012年3月)の累計で見ると、日本人旅客が4%増の693万9893人と増加。外国人旅客が21%減の275万2419人と減少したものの、全体は3%減の1010万8324人まで回復した。
このほか、国際線旅客便の発着回数では、3月が6%増の5632回で6ヶ月連続の増加。年度累計では1%増の6万543回であった。
なお、国内線は3月の旅客数が47%増の39万2644人で、年度累計は1%減の374万8720人。旅客便発着回数はピーチ・アビエーション(MM)の就航もあり、3月が28%増の2658回、年度累計が前年並みの2万7665回となった。