成田、ロナルド・レーガン空港に桜100本-姉妹空港締結も

  • 2012年4月19日

 成田国際空港(NAA)はこのほど、首都ワシントン空港公団(MWAA)に100本の桜を寄贈した。2012年が日米桜寄贈100周年であることから、日米の首都圏国際空港を管理するNAAとMWAAの協力関係構築の省庁として寄贈。桜の木は、すでにロナルド・レーガン・ワシントン国際空港の敷地内に植樹した。

 NAAとMWAAでは、植樹に合わせて姉妹空港締結に向けて協議することでも合意。日米の首都圏国際空港として両空港間の一層の関係強化が重要であるとの考えで、今回の桜寄贈を機として、日米両国だけでなくアジア太平洋地域のさらなる発展に寄与できるよう、情報交換などにより緊密に連携していく方針だ。

 なお、NAA代表取締役副社長の小堀陽史氏は植樹式典の中で挨拶し、MWAAとの関係強化に期待を示すとともに、東日本大震災に対する米国からの支援に謝意も述べた。挨拶の英文は記念プレートとして式典開催地に設置されるという。