JALホテルズ、中国人訪日客に注力-銀聯カード導入
JALホテルズは2012年度の経営戦略として、中国人訪日旅行者の取り込みを強化する。2010年段階で約7万7000室を中国人訪日旅行者に販売しており、今後も需要が拡大すると見込み、2012年の重要な経営目標として中国市場への注力を掲げた。
この一環で、このほど国内36軒のホテルで銀聯カードの取り扱いを開始。また、すでにウェブサイトでも中国語繁体字と簡体字版を提供しているほか、オークラ・ホテルズ&リゾーツとも簡体字のホテルディレクトリーを作成。今年6月にはオークラ・ホテルズと共同で、上海で現地旅行業界向けにワークショップの開催を計画している。
なお、中国はJALホテルズとオークラ・ホテルズの新ホテル開業計画でも重要視しているところ。2013年には2軒の新ホテルの開業を予定しており、中国と台湾における2社のホテル数は15軒となる。