KNT、2月の海外旅行は0.1%減-学生団体、個人旅行は好調

  • 2012年4月15日

 近畿日本ツーリスト(KNT)の2012年2月の販売実績で、海外旅行取扱額は前年比0.1%減の92億977万円となった。国内旅行は6.0%減の131億9208万円、国際旅行は36.0%増の5億7180万円となり、関連商品を含めた合計は2.6%減の233億7374万円となった。

 海外旅行では、団体旅行のうち学生団体が26.1%増の2億9978万円と好調に推移したが、一般団体が9.2%減の17億3933万円に留まり、団体合計は5.3%減の20億3911万円となった。企画商品ではホリデイが4.4%減の34億7107万円、その他海外企画商品が497.1%増の213万円となり、海外企画商品の合計は4.3%減の34億7512万円。取扱人数は前年を上回ったが、客単価が低下したという。一方、個人旅行は7.7%増の36億9554万円と好調だった。

 国内旅行では、一般団体が3.7%増の19億9174万円、学生団体が9.9%増の26億462万円で、団体合計は7.1%増の45億9636万円。一方、企画商品は豪雪の影響を受けてきた日本方面が不調に推移したため、メイトが16.6%減の54億9068万円となるなど苦戦。個人旅行も1.6%減の31億343万円となった。