旅キャピタル、ベトナムにシステム開発現地法人-他社から受注も
旅キャピタルはこのほど、ソルテック工業の100%小会社であるソルテックベトナムと共同出資し、システム開発専門の現地法人「エボラブルアジア」を設立した。オンライン専業の旅行会社として、サービス拡充のためにシステム開発力強化が不可欠と判断したという。
新会社には現在日本人スタッフ2名が常駐し、ベトナム人スタッフ25名が勤務。現地エンジニアの数は2012年9月までに50名、2013年3月までに100名に増加する計画だ。現在の出資比率は50%ずつだが、将来的には旅キャピタルの連結子会社とする予定という。
また、エボラブルアジアでは、旅キャピタルのシステム開発に加え、他社のシステム開発ラボの請負事業も同時に開始。エボラブルアジアからは事務所環境と現地開発スタッフを提供し、発注主のプロジェクトマネージャーに現地に来てもらい、開発工程を管理してもらう形をとる。これにより、通常の海外拠点でのシステム受託開発に比べて代金を約半額に抑えられるという。