KNTと日本旅行、コラボ企画第3弾は北海道、両社計で21.5万人取扱へ
近畿日本ツーリスト(KNT)と日本旅行は、2011年3月に開始した共同企画「地域を元気にするプロジェクト」の第3弾として、北海道をとりあげる。先ごろ、KNTのメイト、および日本旅行の赤い風船で、「き・ら・り北海道」の販売を開始した。
両社の共同企画は、両社のノウハウを結集して観光素材の開発や観光振興商品の造成販売に努め、国内旅行全体の需要喚起をはかるもの。北海道では特別協力として北海道旅客鉄道が参画し、鉄道でゆっくり巡る旅行商品を、添乗員同行商品と滞在型個人旅行商品で設定。また、「本物志向」をコンセプトに、北海道でしかできないこととして、ヒグマウォッチングクルーズなどの観光体験型プランや、元漁師の船長が案内するクジラウォッチング、地元画家と函館スケッチ散歩といった付加価値の高いオプショナルプランなども設定した。
KNTと日本旅行では、4月から9月の設定期間中、両社合計で14.0%増の21.5万人の取扱をめざす。