スカイチーム、上級会員向けの空港サービス向上、統一へ

  • 2012年4月8日

 大韓航空(KE)によると、スカイチームは現在、上級会員に特化した空港サービス「スカイ・プライオリティ」サービスを順次導入している。これは、上級会員に全世界の空港で統一したサービスを提供することを目的に、デルタ航空(DL)など15社のスカイチーム加盟航空会社が推進するプロジェクト。特に空港での発券や搭乗手続き、乗継手続き、手荷物の取り扱いなどについて統一した優遇サービスを提供し、顧客の利便性をたかめるねらいだ。

 KEでも4月3日に成田と韓国、パリ、ロサンゼルス、北京、クアラルンプールなど9空港で「スカイ・プライオリティ」サービスを開始。5月から7月にかけては上海浦東、アムステルダムなどスカイチームのハブ空港を含む全世界の空港で導入する予定だ。

 なお、サービスの対象は上級クラスの座席利用者と、スカイチームのエリートプラス会員。KEの場合はモーニングカームプレミアムとミリオンマイラーが該当する。