JATA、もう一泊、もう一度キャンペーン継続-若者向けにFacebook活用
日本旅行業協会(JATA)は「もう一泊、もう一度(ひとたび)」キャンペーンを2012年度も引き続き実施する。同キャンペーンはJATAが国内旅行宿泊拡大推進実行計画に基づき2009年度から3ヶ年計画で実施してきたもの。2011年度は35.7%増の10万9983通の応募があった。JATA国内・訪日旅行推進部部長の興津泰則氏は「旅行で宿泊は大変重要なアイテム」と述べ、宿泊拡大の追求を重要な課題と位置づけ、継続して実施することでさらなる国内宿泊旅行の拡大をめざす考えを示した。
12年度はJATA会員旅行会社を利用しての国内宿泊数に応じたプレゼントが当たる従来のキャンペーンに加え、国内旅行では初となる消費者参加型のオープンキャンペーンを実施する。7月から「日本を『撮って→見て!』キャンペーン」として、日本全国から旅行者がお勧めする旅のスポット写真を動画の投稿を募集。応募者へのプレゼントも用意した。また、新聞広告での告知に加え、4月にFacebookを活用した旅行ファンサイトを立ち上げ、若者層をおもなターゲットに写真や動画で旅行需要を喚起する取り組みも進めていく。