カンタス航空、燃油サーチャージ値下げ、改定基準見直しで

  • 2012年4月4日

 カンタス航空(QF)は4月1日から5月31日までの発券分について、日本/オーストラリア間の燃油サーチャージを1区間2万3500円とした。指標とするシンガポールケロシンの平均価格が1バレルあたり124.92米ドルであったため、本来は2万5000円を継続設定するところであったが、改定基準自体を見なおしたという。

 4月以降の燃油サーチャージについては、日本航空(JL)や全日空(NH)が円高などを理由とした改定基準の見直しによって高額帯のみ引き下げたが、今回のQFの変更点は日系2社の変更点と一致している。

 なお、QFではオーストラリア市場では燃油価格の高騰を受けて燃油サーチャージを引き上げているところ。ただし、設定額はアジア路線で175豪ドル(約1万5000円)に留めている。